プロ野球を見ていて、選手が全力疾走した直後に太ももの裏を押さえる――。
翌日、球団から「右ハムストリングの肉離れ」と発表される。
そんなニュースを見たとき、ファンとして真っ先に気になるのは、
「結局、何週間で戻ってこられるの?」
ではないでしょうか。
しかし、肉離れは「○週間で治る」と一括りにはできない怪我です。
実際、近年のプロ野球選手を見ても、DeNA・牧秀悟は約2週間で一軍復帰した一方、西武・岸潤一郎は約2か月半を要しました。阪神でも、小幡竜平は実戦復帰まで約8週間、2026年のドラフト1位・立石正広は最初の右脚肉離れから実戦デビューまで約2か月かかっています。
なぜ、同じ「肉離れ」なのにこれほど違うのでしょうか?
ポイントの一つが、筋肉のどこを、どの程度傷めているのかです。
そして、その状態を詳しく調べる検査として重要なのがMRIです。
この記事では放射線技師の視点から、
- 肉離れとはどんな怪我なのか
- 復帰まで何週間くらいかかるのか
- MRIでは何が分かるのか
- MRIで復帰時期まで分かるのか
- なぜ肉離れは再発しやすいのか
- プロ野球選手の復帰ニュースをどう見ればいいのか
を、できるだけ分かりやすく解説します。
この記事での注意点
放射線技師はMRIなどの画像検査を担当する医療職ですが、診断を行うのは医師です。本記事も個別の選手を診断したり、実際のMRI画像を見ずに重症度や復帰時期を推測したりするものではありません。一般的なスポーツ医学・画像診断について解説します。
肉離れとは?筋肉の中で何が起きている?
「肉離れ」という言葉はよく聞きますが、筋肉全体が文字通り「離れてしまう」という意味ではありません。
スポーツ中に筋肉へ強い力が加わり、筋線維や筋肉と腱がつながる部分、腱膜などが損傷した状態を一般に肉離れと呼んでいます。
特に走る動作では、
筋肉が引き伸ばされながら、同時に強い力を出す
場面があります。
これを「遠心性収縮」と呼びます。
難しそうですが、イメージとしてはゴムを伸ばしながら、さらに強く力を入れている状態です。
このような大きな負荷がかかった瞬間に、筋肉や腱膜が耐えきれず損傷することがあります。
プロ野球でよく聞く「ハムストリング」とは?
野球の肉離れで特によく耳にするのが、
「ハムストリングの肉離れ」
です。
ハムストリングとは、太ももの裏側にある
- 大腿二頭筋
- 半腱様筋
- 半膜様筋
という3つの筋肉の総称です。
走る、止まる、ベースを回る、守備で急加速する――。
野球選手にとって非常に重要な筋肉です。
そのため、バッティングができるようになったからといって、すぐ一軍の試合に戻れるとは限りません。
「全力で走れるか」まで戻す必要がある。
ここが肉離れの復帰を考えるうえで大きなポイントです。
肉離れの復帰期間は何週間?
結論から言うと、
肉離れの復帰期間は「○週間」と一つの数字では表せません。
軽い損傷なら数週間以内に競技へ戻れるケースもありますが、腱膜や付着部まで大きく傷めれば数か月単位になることもあります。
日本のスポーツ整形領域で用いられるMRI分類の一つでは、ハムストリング肉離れを損傷部位から大きく、
- タイプⅠ:筋線維部
- タイプⅡ:腱膜部
- タイプⅢ:腱付着部
に分類します。
2019年の日本リハビリテーション医学会誌の解説では、タイプⅠでは多くが2週以内、タイプⅡでは6~8週以降が一つの目安とされ、タイプⅢの中には手術が必要となり長期間を要する例も示されています。
ただし、これはあくまで医学的な分類からみた一般的な目安です。
「タイプⅡなら必ず8週間」という意味ではありません。
年齢、損傷した筋肉、損傷範囲、競技、ポジション、筋力の回復、リハビリの経過などによって実際の復帰日は変わります。
【実例】プロ野球選手5人でも約2週間~2か月半と大きな差
実際のプロ野球選手を見てみましょう。
| 選手 | 肉離れ・損傷 | 復帰までの経過 | 目安 |
|---|---|---|---|
| 阪神・小幡竜平 | 左太もも裏の肉離れ | 2024年7月17日負傷→9月11日実戦復帰 | 約8週間 |
| 阪神・立石正広 | 右脚の肉離れ | 2026年1月17日違和感→3月17日実戦デビュー | 約2か月 |
| DeNA・牧秀悟 | 右ハムストリング肉離れ | 2024年5月18日負傷→5月31日一軍復帰 | 約2週間 |
| 日本ハム・上原健太 | 右ハムストリングス肉離れ | 2026年5月20日負傷→6月19日一軍復帰 | 約1か月 |
| 西武・岸潤一郎 | 左ハムストリングス肉離れ | 2025年4月13日負傷→6月27日一軍復帰 | 約2か月半 |
ここで重要なのは、5人の期間を単純比較して「誰が重症だった」と判断しないことです。
公表されている損傷部位や重症度、さらに「実戦復帰」と「一軍復帰」というゴール自体が異なるためです。
それでも、
同じ「肉離れ」という言葉でも復帰期間にはかなり幅がある
ことはよく分かります。
阪神・小幡竜平|実戦復帰まで約8週間
小幡は2024年7月17日の巨人戦で左太もも裏を負傷。
約8週間後となる9月11日、日本海リーグ選抜との二軍交流試合で実戦復帰しました。
しかも復帰戦では代走だけで終わらず、遊撃守備に入り、打席では安打、さらに盗塁まで記録。
まさに走攻守を確認しながら実戦へ戻したケースです。
その後、9月30日に一軍戦へ復帰しました。受傷から一軍復帰までは約2か月半です。
ここからも、
「実戦復帰」と「一軍復帰」は同じではない
ことが分かります。
阪神・立石正広|最初の実戦まで約2か月
2025年のドラフト1位・立石正広は、新人合同自主トレ中の2026年1月17日にベースランニングで右脚に違和感を訴え、19日の受診で右脚の肉離れと診断されたことが発表されました。
球団からは筋肉の詳細な部位や重症度までは公表されていません。
リハビリを続け、3月17日のファーム・オリックス戦で「5番・DH」としてプロ初実戦。
受傷から実戦デビューまでは約2か月でした。
なお、立石はその後に左手首や別の右ハムストリングス筋損傷なども経験しています。
そのため、5月の一軍デビューまでをすべて「1月の肉離れからの復帰期間」と考えるのは適切ではありません。
同じ右脚だからといって、情報を確認せず「再発した」と決めつけない。
怪我のニュースを見るときには、こうした視点も大切です。
DeNA・牧秀悟|約2週間で一軍復帰
一方、かなり早く戻った例が2024年の牧秀悟です。
5月18日の中日戦で走塁中に右ハムストリングを負傷し、21日に登録抹消。
当時、三浦大輔監督は「軽い肉離れ」と説明していました。
牧は5月31日に最短10日で一軍復帰し代打出場。
翌6月1日には「6番・DH」でスタメン復帰し、本塁打まで放っています。
受傷からスタメン復帰まで14日。
肉離れでも比較的短期間で戻れるケースがあることを示す分かりやすい実例です。
日本ハム・上原健太|約1か月
2026年5月20日、日本ハム・上原健太は楽天戦で右脚に違和感を訴えて途中降板しました。
翌日の球団公式発表では、
「右ハムストリングス肉離れ。ゲーム復帰まで約2~4週間」
という見通しが示されています。
その後ファームで3試合に登板し、6月19日に一軍復帰。
受傷から約1か月でした。
球団発表の「ゲーム復帰まで2~4週間」と、実際の一軍復帰が別のタイミングになっている点にも注目です。
西武・岸潤一郎|約2か月半で一軍復帰
2025年4月13日、西武・岸潤一郎は日本ハム戦の走塁中に左太もも裏を負傷。
翌日の検査を経て、左ハムストリングスの肉離れで全治2~3か月と発表されました。
その後リハビリを進め、6月27日に一軍登録。
受傷から一軍復帰まで75日、約2か月半でした。
牧の約2週間と比べると約5倍。
これだけを見ても、
「肉離れだから○週間」と診断名だけから復帰時期を決められない
ことがよく分かります。
関連記事はこちらから
→トラ技師の医療解説
MRIで肉離れの何が分かる?
では、その「肉離れの違い」を詳しく調べるためにMRIでは何を見ているのでしょうか。
ここからは放射線技師らしく、少しだけ画像診断の話をしていきます。
①どの筋肉を傷めているのか
まず重要なのが損傷した筋肉を特定することです。
ハムストリングだけでも、
- 大腿二頭筋
- 半腱様筋
- 半膜様筋
があります。
「太ももの裏が痛い」という症状だけでは、どの筋肉のどの位置なのかまでは分かりません。
MRIでは広い範囲を画像化できるため、損傷部位を詳しく評価する材料になります。
②筋線維なのか、腱膜なのか
個人的に、一般のファンに最も知ってほしいポイントがここです。
肉離れを見るときは、
「どれくらい広く傷めたか」だけではなく「どこを傷めたか」
も重要です。
日本で用いられるJISS分類では、
タイプⅠ:筋線維部
タイプⅡ:腱膜部
タイプⅢ:腱付着部
というように損傷位置を分けて評価します。
特に腱膜が関係する損傷では復帰まで長くなることがあり、慎重な評価が必要になります。
③浮腫や出血など損傷範囲を見る
肉離れを起こした筋肉周囲では、浮腫や出血などによって水分量が増えます。
MRIでは、脂肪抑制T2強調画像やSTIRと呼ばれる撮像法などを使い、こうした水分の増加を捉えやすくします。
初心者向けに言えば、
「怪我によって水分が増えた場所を目立たせ、どこまでダメージが広がっているかを見る画像」
と考えると分かりやすいでしょう。
ただし、MRI画像から何を診断するかは医師の役割です。
放射線技師は、診断に必要な画像を適切な条件で撮影する立場になります。
④部分断裂か完全断裂か
JISS分類では損傷の程度についても、
- 1度:わずかな損傷
- 2度:部分断裂
- 3度:完全断裂
という評価が用いられます。
同じ「ハムストリングの肉離れ」という発表でも、中身にはこれだけ違いがあるわけです。
MRIを撮れば復帰時期まで分かる?
ここは誤解されやすいポイントです。
MRIは復帰時期を考える重要な材料になりますが、MRIだけを見て「○月○日に復帰できる」と決める検査ではありません。
JISS分類を用いた大腿二頭筋肉離れの報告では、タイプⅡについて、
- 1度:平均2.0週
- 2度:平均6.4週
- 3度:平均9.8週
と、損傷度が高いほど平均復帰期間が長くなっています。
しかし、同じデータをよく見ると範囲は、
1度:1~6週
2度:3~12週
3度:4~16週
とかなり広い。
つまり、
MRIは「何週間くらいかかりそうか」を考える材料にはなる。
しかし、同じ分類だから全員同じ日に戻れるわけではない。
ということです。
復帰にはMRIだけでなく、
- 痛み
- 圧痛
- 関節可動域
- 筋力
- 柔軟性
- ランニング能力
- スプリント能力
- 競技特有の動作
などを合わせて判断する必要があります。
国際的なハムストリング損傷のコンセンサスでも、復帰は損傷のタイプや重症度、選手、競技特性に合わせて個別に考えることが重要とされています。
トラ技師POINT|MRIが「正常」になるまで試合に出られないわけではない
ここも大事です。
怪我をした場所にMRI上の変化が多少残っていたからといって、
「まだ試合に出れない」
と単純には判断できません。
逆に画像だけ良く見えていても、全力疾走で痛みが出たり、筋力が戻っていなかったりすれば競技復帰は難しい。
画像と身体機能の両方を見る必要があります。
MRIは復帰判断のピースの一つ。万能な答えではありません。
これは画像検査に関わる立場だからこそ、強く伝えておきたいところです。
関連記事
→MRI検査では何が分かる?野球選手の怪我と画像診断をトラ技師がやさしく解説
肉離れからの復帰はどう進む?
プロ野球選手の肉離れでは、
痛みがなくなった=翌日から一軍
とはなりません。
おおまかには、
治療・リハビリ
↓
ジョギング
↓
ランニング
↓
ダッシュ
↓
野球動作
↓
二軍・実戦復帰
↓
一軍復帰
というように、負荷を徐々に上げていきます。
もちろん実際のリハビリ内容は損傷部位や程度によって異なります。
野球では「全力で走れるか」が非常に重要
野手の場合、試合では単純に直線を走るだけではありません。
一塁への全力疾走、盗塁、ベースランニング、急停止、切り返し、外野守備での追走など、ハムストリングへ強い負荷がかかる動作が連続します。
だからこそ、小幡が実戦復帰戦で、
代走→守備→打撃→盗塁
まで確認した流れには意味があります。
「打席に立てたから復帰」ではありません。
試合で要求される動きをどこまで取り戻せたか。
ファンとしても、ここを見ると選手の復帰状況がかなり分かりやすくなります。
なぜ肉離れは再発しやすい?
肉離れで怖いのが再発です。
「痛みがなくなったからもう大丈夫」と負荷を急激に上げると、十分に回復していない組織へ再び大きなストレスがかかる可能性があります。
ハムストリング損傷についてのレビューでは、再損傷の半数以上が競技復帰後1か月以内に起きると報告されています。
別のレビューでも、再損傷の一部は復帰後非常に早い時期に起こることが指摘されています。
だからこそ、
「一軍復帰した!もう完全復活だ!」
と考えるだけではなく、復帰直後の数週間も注目したいところです。
「肉離れは癖になる」は正しい?
よく、
「肉離れは一度やると癖になる」
と言われます。
これは「一度肉離れした筋肉は一生治らない」という意味ではありません。
一方で、過去のハムストリング損傷歴は再損傷を考えるうえで重要な要素です。
適切なリハビリ、筋力回復、走動作の回復、負荷管理などを行いながら復帰することが重要になります。
「全治○週間」と「一軍復帰○週間」は同じではない
プロ野球の怪我ニュースを見るとき、ぜひ覚えておいてほしいポイントです。
例えば、
「全治4週間」
と報道されたからといって、
28日後に一軍スタメンへ戻る
という意味ではありません。
医療的な回復が進んでも、その後に、
ランニング、ダッシュ、守備、走塁、実戦での確認――。
プロ野球選手として必要なパフォーマンスを取り戻す段階があります。
小幡の例では、7月17日の負傷から9月11日の実戦復帰まで約8週間。
そこから一軍復帰した9月30日までは、さらに約3週間ありました。
一方、日本ハム・上原では球団が「ゲーム復帰まで約2~4週間」と発表し、その後ファーム登板を経て約1か月で一軍復帰しています。
治癒・練習復帰・実戦復帰・一軍復帰。
これらは同じ意味ではありません。
プロ野球選手が肉離れしたとき、ファンは何を見ればいい?
では今後、阪神の選手に「肉離れ」というニュースが出たとき、どこに注目すればいいのでしょうか。
私は次の順番で見ています。
①球団発表の「部位」を確認する
「下半身のコンディション不良」なのか。
「右ハムストリング」なのか。
「右大腿二頭筋」なのか。
公表される情報量によって、分かることは大きく変わります。
公表されていない情報まで推測しないことも大切です。
②「軽度」という言葉だけで復帰日を決めない
牧秀悟のように軽い肉離れと説明され、約2週間で一軍に戻ったケースもあります。
しかし、「肉離れ」という診断名だけから別の選手にも同じ復帰期間を当てはめることはできません。
③ランニング再開
ここから徐々に運動負荷が上がります。
ただし、
ランニング再開=実戦間近
とまでは限りません。
④ダッシュ・ベースランニング再開
ハムストリングを傷めた野手では特に注目したい段階です。
スピードが上がるほど筋肉への負荷も増えるため、全力に近い走動作ができているかは重要なステップになります。
⑤二軍での実戦復帰
いよいよ実戦です。
ただしDHなのか、守備にも就くのか、走塁をどこまで行うのかでも意味は変わります。
立石も最初の実戦はDHで、その後に三塁守備が解禁されています。
ここを見ると首脳陣がどの程度慎重に負荷を上げているのかが見えてきます。
⑥一軍復帰
最終的にはここ。
ただし前述したように、肉離れは復帰直後にも再損傷へ注意が必要な怪我です。
一軍登録された後も、走塁や守備の負荷、連戦での起用などを見ながら状態を追いたいところです。
関連記事
阪神選手の離脱からリハビリ、実戦復帰、一軍復帰までの最新状況は「阪神タイガース故障者リスト」でまとめています。
→阪神タイガース故障者リスト2026|怪我・離脱・復帰状況まとめ
肉離れについてよくある質問
肉離れは何週間で治りますか?
軽い損傷なら比較的短期間で競技復帰できる場合がありますが、腱膜や腱付着部まで損傷している場合は長期間を要することがあります。
プロ野球でも今回紹介した実例では約2週間から2か月半まで大きな差がありました。
診断名だけから個人の復帰期間を予測することはできません。
MRIを撮れば肉離れの重症度は分かりますか?
MRIは、損傷した筋肉、損傷位置、腱膜へのダメージ、損傷範囲などを医師が評価するために非常に有用な検査です。
JISS分類など、MRI所見をもとに損傷型や程度を分類する方法もあります。
MRIで復帰日まで分かりますか?
MRI所見は復帰時期を考える重要な材料ですが、MRIだけで具体的な復帰日を決めることはできません。
症状、筋力、柔軟性、ランニング・スプリント能力、競技動作などを含めて総合的に判断します。
肉離れは再発しやすいですか?
ハムストリング損傷では再損傷が問題となり、特に競技復帰後の早い時期に注意が必要とされています。
そのため、痛みがなくなっただけでなく、段階的に運動負荷を上げることが重要です。
痛みがなくなれば試合に出られますか?
必ずしもそうではありません。
野球では全力疾走、急停止、切り返し、守備、走塁など高い負荷がかかります。
痛みの改善は復帰への大切な一歩ですが、試合に必要な身体機能まで戻す必要があります。
まとめ|肉離れは「何週間?」だけでは見えてこない
選手が肉離れした。
ファンなら当然、
「いつ帰ってくる?」
が一番気になります。
しかし今回紹介した5人だけでも、
牧秀悟:約2週間
上原健太:約1か月
小幡竜平:実戦復帰まで約8週間
立石正広:実戦復帰まで約2か月
岸潤一郎:一軍復帰まで約2か月半
と大きな差がありました。
肉離れを見るうえで大切なのは、
「肉離れ=○週間」と考えないこと。
MRIでは、どの筋肉を傷めたのか、筋線維なのか腱膜なのか、損傷がどの程度なのかなど、復帰を考えるうえで重要な情報を得ることができます。
一方で、MRIは未来を予言する検査ではありません。
画像所見だけではなく、痛み、筋力、柔軟性、ランニング、そして実際の野球動作まで戻して、ようやく競技復帰が見えてきます。
だから今後、阪神の選手が肉離れで離脱したときは、
「全治○週間」だけではなく、
ランニングを始めたのか。
ダッシュまで進んだのか。
実戦ではDHなのか守備にも就いたのか。
全力で走れているのか。
そんなところにも注目してみてください。
復帰までのニュースが、今までとは少し違って見えてくるはずです。
関連記事
・トラ技師は何の専門家?診療放射線技師の仕事内容と担当する検査を紹介

トラ技師カウンター(コメント大歓迎!)