2026年のパ・リーグ前半戦が終了しました。
首位に立ったのは、福岡ソフトバンクホークス。
58勝34敗1分、勝率.630。2位・西武に5.5ゲーム差、3位・日本ハムに6ゲーム差をつけています。
投打の総合成績を見ても、現時点で最も優勝に近いのはソフトバンクでしょう。
しかし、パ・リーグの優勝争いはまだ終わっていません。
西武にはリーグトップのチーム防御率2.86があります。
そして、トラ技師がパ・リーグで推している日本ハムには、リーグ最多120本塁打という圧倒的な破壊力があります。
交流戦でも、西武が14勝3敗1分、ソフトバンクと日本ハムが14勝4敗。パ・リーグ上位3球団がセ・リーグ相手に大きく勝ち越しました。
ソフトバンクの総合力か。
西武の投手力か。
それとも、日本ハムの長打力が後半戦に大爆発するのか。
この記事では、2026年パ・リーグ6球団の前半戦を振り返りながら、
- 前半戦の投打の特徴
- 後半戦の課題と上がり目
- 投打のキーマン
- 阪神から見た警戒ポイント
- トラ技師が予想する最終順位
を整理します。
先に結論を言うと、データ上の本命はソフトバンクです。
それでもトラ技師は、日本ハムの逆転優勝に賭けます。
そして願わくば、日本シリーズで阪神と日本ハムが戦ってほしい!
※順位は2026年7月26日の前半戦終了時点。チーム打撃・投手成績と個人成績は、原則として7月25日終了時点のNPB公式記録を使用しています。
結論|総合力のソフトバンクを日本ハムと西武が追う
2026年前半戦のパ・リーグは、上位3球団がそれぞれ異なる武器を見せました。
- ソフトバンク:投打の総合力
- 西武:リーグトップの投手力
- 日本ハム:リーグ最多の長打力
首位ソフトバンクは、チーム打率.256、437得点、103本塁打、出塁率.333、防御率3.12。
打線は走者をためて長打で返し、投手陣も大崩れしない。まさに隙の少ないチームです。
西武は防御率2.86でリーグトップ。先発から救援まで安定し、接戦を守り切って2位につけました。
日本ハムは120本塁打、長打率.425がリーグトップ。打線の爆発力では、ソフトバンクを上回ります。
一方、4位オリックスは勝率5割。ロッテは借金5で追い、楽天は首位から21ゲーム差をつけられました。
後半戦は、上位3球団の優勝争いと、オリックス・ロッテのCS争いが中心になりそうです。
2026年パ・リーグ前半戦の順位
| 順位 | 球団 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 首位差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | ソフトバンク | 93 | 58 | 34 | 1 | .630 | ― |
| 2位 | 西武 | 96 | 53 | 40 | 3 | .570 | 5.5 |
| 3位 | 日本ハム | 96 | 54 | 42 | 0 | .563 | 6.0 |
| 4位 | オリックス | 94 | 46 | 46 | 2 | .500 | 12.0 |
| 5位 | ロッテ | 90 | 41 | 46 | 3 | .471 | 14.5 |
| 6位 | 楽天 | 91 | 36 | 54 | 1 | .400 | 21.0 |
前半戦最終日の7月26日は、ソフトバンクが西武に3―0、日本ハムが楽天に6―2、ロッテがオリックスに3―2で勝利しました。
上位対決を制したソフトバンクが5.5ゲーム差へ広げる一方、日本ハムも勝って6ゲーム差を維持しています。
6球団のチーム成績を比較
| 球団 | 打率 | 得点 | 本塁打 | 盗塁 | 出塁率 | 長打率 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ソフトバンク | .256 | 437 | 103 | 54 | .333 | .408 | 3.12 |
| 日本ハム | .254 | 388 | 120 | 47 | .315 | .425 | 3.32 |
| 西武 | .249 | 350 | 73 | 42 | .305 | .368 | 2.86 |
| オリックス | .247 | 323 | 60 | 30 | .309 | .356 | 3.77 |
| ロッテ | .237 | 315 | 74 | 30 | .300 | .355 | 3.63 |
| 楽天 | .242 | 292 | 59 | 43 | .308 | .350 | 3.78 |
数字を見ると、順位の理由がかなり分かりやすくなります。
ソフトバンクは得点、出塁率、打率がリーグトップ。防御率も2位です。
西武は打撃成績で上位2球団に及びませんが、唯一のチーム防御率2点台。
日本ハムは本塁打と長打率がトップですが、出塁率と防御率ではソフトバンクに差をつけられています。
オリックス以下は、得点力か投手力のどちらか一方ではなく、投打の両方に改善が必要な状態です。
パ・リーグが交流戦を圧倒した前半戦
2026年の交流戦では、パ・リーグ上位3球団が驚異的な成績を残しました。
| 球団 | 交流戦成績 |
|---|---|
| 西武 | 14勝3敗1分 |
| ソフトバンク | 14勝4敗 |
| 日本ハム | 14勝4敗 |
| ロッテ | 10勝6敗2分 |
| オリックス | 9勝8敗1分 |
| 楽天 | 4勝14敗 |
楽天を除く5球団が勝ち越し。
特に西武、ソフトバンク、日本ハムは、合わせて42勝11敗1分でした。
なぜ、ここまでパ・リーグ勢が強かったのでしょうか。
一つの要因として考えられるのが、打線の厚さです。
パ・リーグでは普段から指名打者制が採用されています。守備に就かない強打者を打線へ入れた状態で戦い続けており、代打や守備交代を含むベンチ運用にも慣れています。
さらに、ソフトバンクと日本ハムの長打力、西武の先発・救援陣が、セ・リーグ球団に対しても機能しました。
2026年の上位3球団が高い総合力を持っていることは、交流戦の結果からも読み取れます。
福岡ソフトバンクホークス|投打の総合力で首位
前半戦の振り返り
ソフトバンクは58勝34敗1分で首位。
チーム打率.256、437得点、出塁率.333はリーグトップです。
103本塁打も、日本ハムに次ぐリーグ2位。走者をためる力と長打力の両方を持っています。
投手陣も防御率3.12でリーグ2位。
大津亮介は15試合で9勝2敗、防御率2.51。上沢直之も5勝4敗、防御率2.41と安定しています。
救援ではオスナが防御率1.06、松本裕樹が2.27。前半戦最終戦では杉山一樹が21セーブ目を挙げました。
弱点を探す方が難しい。これが前半戦のソフトバンクでした。
後半戦の課題
ソフトバンクの課題は、主力選手の疲労管理です。
近藤健介、栗原陵矢、周東佑京らは前半戦から多くの打席に立っています。
救援陣も、接戦が増えれば登板が集中します。
戦力層はリーグで最も厚いチームですが、主力を休ませた試合でも同じ攻撃力を維持できるか。
また、前半戦では日本ハムに12勝2敗と圧倒しましたが、西武には7勝9敗と負け越しています。
後半戦は日本ハム戦での優位を保ちながら、西武戦を五分以上へ戻せるかがポイントです。
投手キーマン|前田悠伍
後半戦の投手キーマンは、前田悠伍です。
7月25日時点で10試合に登板し、7勝0敗、防御率1.55。58回で48三振を奪い、自責点はわずか10でした。
前半戦最終日の西武戦でも勝利投手となり、8勝0敗。
若い左腕が首位攻防戦で髙橋光成に投げ勝ち、チームを3―0の勝利へ導きました。
前田が後半戦もローテーションを守れば、大津や上沢へ負担を集中させずに済みます。
一方で、一軍でシーズンを通して投げ続けた経験はまだ多くありません。
夏場以降も球威と制球を維持できるか。登板間隔や投球数を管理しながら、優勝争いの中心で投げられるか。
前田の成長が、ソフトバンクの独走を決める可能性があります。
野手キーマン|近藤健介
近藤は89試合で打率.311、23本塁打、78打点。
出塁率.426、長打率.597です。
打率、長打、四球のすべてが高水準。
近藤がいることで、相手投手は一つの攻め方だけでは抑えられません。
四球を避けてストライクを投げれば長打を打たれ、慎重になりすぎれば塁へ出られる。
後半戦も近藤が健康に出場し続ければ、ソフトバンク打線が大きく失速する可能性は低いでしょう。
埼玉西武ライオンズ|リーグ最高の投手力で2位
前半戦の振り返り
西武は53勝40敗3分の2位。
最大の武器は、チーム防御率2.86です。
投手陣は9完投、12完封勝を記録。先発が長いイニングを投げ、救援陣も試合終盤を守りました。
髙橋光成は7月25日時点で8勝4敗、防御率2.44。隅田知一郎、武内夏暉、渡邉勇太朗もローテーションを支えています。
救援では甲斐野央が防御率1.96。若い篠原響もホールドを積み重ねました。
交流戦では14勝3敗1分で優勝。セ・リーグ球団を相手に、西武の投手力が存分に発揮されました。
後半戦の課題
課題は得点力です。
チーム打率.249はリーグ3位ですが、350得点、73本塁打。ソフトバンク、日本ハムとは長打力に差があります。
投手が2失点に抑えても、打線が1点しか取れなければ勝てません。
特に首位ソフトバンクとの直接対決では、相手の強力打線を毎試合2点以下に抑えるのは難しいでしょう。
後半戦は若い打者が長打と打点を増やし、投手陣を援護できるかが鍵になります。
投手キーマン|隅田知一郎
隅田は15試合で7勝6敗、防御率2.52。
107回を投げ、99三振。四球は16個に抑えています。
勝敗はほぼ五分ですが、投球内容は十分にエース級です。
西武が優勝争いへ残るには、髙橋光成だけでなく、隅田がカードの軸として勝ち星を積み上げる必要があります。
ソフトバンクや日本ハムとの直接対決で先制点を許さず、打線が得点するまで粘れるか。
左のエースが後半戦の順位を左右します。
野手キーマン|渡部聖弥
渡部は93試合で打率.267、7本塁打、38打点。
チーム最多クラスの打席に立ち、前半戦の打線を支えました。
一方、出塁率は.300。本塁打も日本ハムやソフトバンクの中軸と比べると少なめです。
後半戦は打率を維持しながら、四球と長打を増やせるか。
渡部が15本塁打、60打点前後を狙える打者へ成長すれば、西武打線の見え方は大きく変わります。
北海道日本ハムファイターズ|120本塁打で逆転優勝を狙う
前半戦の振り返り
日本ハムは54勝42敗で3位。
順位は3位ですが、西武との差はわずか0.5ゲームです。
チーム打率.254、本塁打120、長打率.425。
本塁打数と長打率はリーグトップです。
レイエス、万波中正、野村佑希、清宮幸太郎ら、一発を期待できる打者が並びます。
投手陣でも北山亘基が9勝3敗、防御率2.11。加藤貴之は10勝1敗、防御率2.66。
伊藤大海も120回1/3を投げ、先発陣の中心として働きました。
交流戦は14勝4敗。
長打力と先発投手の厚さを考えれば、6ゲーム差を逆転できる可能性は残っています。
最大の課題|ソフトバンク戦2勝12敗
日本ハムが3位にいる最大の原因は、ソフトバンクとの直接対決です。
前半戦は2勝12敗。
他球団から貯金を作っても、首位チームに直接白星を渡していてはゲーム差が縮まりません。
しかも日本ハムが1敗すると、ソフトバンクには1勝が加わります。
直接対決は、実質的に2ゲーム分の差を生みます。
日本ハムが逆転優勝するには、後半戦のソフトバンク戦で最低でも五分。できれば大きく勝ち越さなければなりません。
120本塁打を放っている打線も、ソフトバンク戦で得点できなければ優勝には届かないのです。
投手キーマン|伊藤大海
伊藤は18試合で8勝5敗、防御率3.29。
120回1/3を投げ、113三振を奪いました。
北山や加藤の防御率、勝率が目立ちますが、チーム最多の投球回を担っているのは伊藤です。
伊藤の価値は、ただ8勝していることではありません。
ローテーションを守り、長いイニングを投げ、救援陣へ休養を与えることです。
後半戦は、ソフトバンクとの直接対決でエースとして勝てるかが重要になります。
優勝を決める試合で、相手打線を抑えられるか。
トラ技師は、伊藤を後半戦の投手キーマンに挙げます。
野手キーマン|レイエス
レイエスは91試合で打率.329、21本塁打、53打点。
長打率.576、出塁率.387です。
本塁打だけでなく、打率でもリーグトップ。
2026年前半戦は、確実性と長打力を兼ね備えたパ・リーグ屈指の打者でした。
万波、清宮、野村らが後ろにいるため、相手投手も簡単には歩かせられません。
後半戦もレイエスが中軸で打ち続ければ、日本ハム打線は一試合で大量点を奪えます。
最大の注目点は、ソフトバンク投手陣を打てるか。
レイエスが直接対決で本塁打と打点を積み上げることが、逆転優勝への条件です。
トラ技師が日本ハムを推す理由
トラ技師がパ・リーグで最も応援したくなるのが、日本ハムです。
若手選手を積極的に起用し、失敗を経験させながら成長させる。
万波、清宮、野村、水野達稀、北山ら、個性の強い選手がそろっています。
さらに、エスコンフィールドの開放感とエンターテインメント性も魅力です。
球場そのものが、野球観戦を一日楽しむ場所として設計されています。
そして、阪神ファンとして見てみたいのが、日本シリーズでの阪神対日本ハムです。
甲子園とエスコンフィールド。藤川阪神 VS 新庄日ハム。島本 VS 伏見。
想像するだけで楽しみすぎます!!
オリックス・バファローズ|ロード成績改善がCSへの条件
前半戦の振り返り
オリックスは46勝46敗2分の4位。
勝率5割で前半戦を終えました。
特徴的なのが、ホームとロードの成績差です。
7月25日時点ではホーム32勝12敗1分に対し、ロード14勝33敗1分。
京セラドームでは強い一方、遠征先で大きく負け越しています。
投手陣ではエスピノーザが9勝3敗、防御率2.32。九里亜蓮も前半戦を通してローテーションを支えました。
しかし、チーム防御率は3.77。ソフトバンクや西武との差は小さくありません。
後半戦の課題
オリックスの課題は、ビジターでの戦い方です。
球場が変われば、マウンド、守備位置、打球の伸び方、移動を含む試合前の過ごし方も変わります。
ただし、ホームとロードの差を医学的な疲労だけで説明することはできません。
対戦相手、先発投手、得点の入り方など、複数の要因が重なっています。
後半戦は遠征先でも先制点を取り、勝ちパターンへつなげられるか。
5割から上へ行くには、ロードでの借金を減らす必要があります。
投手キーマン|宮城大弥
宮城は前半戦、一軍で3試合の登板にとどまりました。
1勝1敗、防御率4.05。13回1/3で17三振を奪っていますが、被安打は20本です。
実績を考えれば、宮城が本来のローテーションへ戻ることは、どんな補強より大きな上積みになります。
エスピノーザ、九里に宮城が加われば、短期決戦でも強力な先発陣を組めます。
後半戦に継続して登板し、エースらしい投球を取り戻せるか。
オリックスのCS争いは、宮城の状態に大きく左右されそうです。
野手キーマン|太田椋
太田は7月25日時点で78試合に出場し、打率.276、6本塁打、36打点。
出塁率.352、長打率.409です。
7月26日のロッテ戦でも本塁打を放ち、7号としました。
太田は単に打率を残すだけでなく、上位打線と中軸の両方を任せられる選手です。
後半戦は一塁や二塁を守りながら打線の中心となり、60打点以上まで伸ばせるかに注目します。
千葉ロッテマリーンズ|若い打線と復帰投手でCSを狙う
前半戦の振り返り
ロッテは41勝46敗3分の5位。
チーム打率.237はリーグ最下位ですが、74本塁打は西武を上回っています。
交流戦では10勝6敗2分と勝ち越しました。
打線全体の安定感は欠いたものの、一発と若い選手の勢いで勝利を重ねた試合もあります。
救援では横山陸人が7月25日時点で25セーブ、防御率1.78。7月26日のオリックス戦でも26セーブ目を挙げました。
終盤を任せられる投手がいることは、CS争いで大きな強みです。
後半戦の課題
課題は先発投手の安定です。
チーム防御率3.63で、長いイニングを安定して任せられる投手が限られました。
救援陣が良くても、先発が4回や5回で降板する試合が続けば、夏場以降に負担が蓄積します。
打線も西川史礁一人へ頼るのではなく、複数の打者が同時に状態を上げる必要があります。
投手キーマン|種市篤暉
種市は前半戦終盤に一軍で2試合へ登板。
7回2/3を投げ、6安打、無四球、7奪三振、無失点でした。
登板数はまだ少ないものの、内容は非常に良いです。
種市が後半戦のローテーションへ定着すれば、小島和哉やジャクソンとともに先発の軸を作れます。
重要なのは、1試合の好投だけでなく、中6日前後で登板を継続し、投球回を伸ばせるか。
種市がエース級の投球を続けられれば、オリックスとのゲーム差は縮まります。
野手キーマン|西川史礁
西川は85試合で打率.296、7本塁打、39打点。
21二塁打を記録し、長打率.428、出塁率.363です。
前半戦は、打率だけでなく二塁打と打点でも存在感を示しました。
後半戦は本塁打を増やし、単にチャンスを作る選手から、自ら走者を返す中軸へ進めるかがポイントです。
西川が3割前後を維持し、15本塁打前後まで伸ばせれば、ロッテ打線の核がはっきりします。
東北楽天ゴールデンイーグルス|投打のかみ合わせを取り戻せるか
前半戦の振り返り
楽天は36勝54敗1分の最下位。
首位ソフトバンクとは21ゲーム差です。
チーム打率.242、292得点、防御率3.78。
打率はロッテより高いものの、得点はリーグ最少。走者を出しても、長打や適時打で返し切れませんでした。
交流戦も4勝14敗。
他のパ・リーグ5球団が勝ち越す中、大きく負け越したことが前半戦の順位へ響きました。
後半戦の課題
楽天の課題は、得点の作り方です。
43盗塁を記録しており、機動力がないわけではありません。
しかし、走者を進めても返す打者が不足しました。
本塁打59本、長打率.350はいずれもリーグ下位。
後半戦は辰己涼介、村林一輝、浅村栄斗らが同時に状態を上げ、複数得点を奪える打線を作る必要があります。
投手陣も早川隆久、前田健太ら一部の投手だけでなく、ローテーション全体の底上げが求められます。
投手キーマン|早川隆久
早川は13試合で4勝4敗、防御率2.93。
86回で92三振を奪っています。
チーム防御率3.78の中で、安定して試合を作った先発投手です。
早川の登板日に確実に勝つことが、楽天の巻き返しには欠かせません。
後半戦は7回前後まで投げ、救援陣の負担を減らしながら二桁勝利へ近づけるか。
左のエースとしてローテーションを引っ張る役割が求められます。
野手キーマン|辰己涼介
辰己は89試合で打率.287、9本塁打、32打点。
出塁率.369、長打率.435です。
楽天打線の中では、出塁と長打の両方を期待できる選手です。
ただし、打点は32。
辰己本人だけの問題ではなく、前に走者がいない打席や、後続が返せない試合も多かったことが考えられます。
後半戦は1番や3番など、打線全体のつながりを考えながら起用し、得点と打点を増やせるかに注目です。
6球団の後半戦キーマン一覧
| 球団 | 投手キーマン | 野手キーマン | 後半戦の注目点 |
|---|---|---|---|
| ソフトバンク | 前田悠伍 | 近藤健介 | 若い左腕の継続力と最強打者の健康 |
| 西武 | 隅田知一郎 | 渡部聖弥 | 投手力の維持と打線の得点力向上 |
| 日本ハム | 伊藤大海 | レイエス | 直接対決を取るエースと主砲 |
| オリックス | 宮城大弥 | 太田椋 | エースの復調と打線の中心 |
| ロッテ | 種市篤暉 | 西川史礁 | 先発の軸と若い中軸の成長 |
| 楽天 | 早川隆久 | 辰己涼介 | ローテーションの安定と得点源 |
トラ技師が予想(期待)する2026年パ・リーグ最終順位
| 予想順位 | 球団 | 予想理由 |
|---|---|---|
| 1位 | 日本ハム | 圧倒的な長打力と若手の上積み。直接対決改善に期待 |
| 2位 | ソフトバンク | 投打の総合力はリーグ最上位。最後まで優勝争い |
| 3位 | 西武 | リーグトップの投手力でAクラスを維持 |
| 4位 | オリックス | 宮城が戻れば上積み。ロード成績が課題 |
| 5位 | ロッテ | 若手は魅力だが先発投手層に不安 |
| 6位 | 楽天 | 得点力と投手陣全体の底上げが必要 |
1位予想|北海道日本ハムファイターズ
現在の6ゲーム差、ソフトバンク戦2勝12敗という数字を見れば、かなり大胆な予想です。
客観的な優勝本命はソフトバンクでしょう。
それでも日本ハムを1位に予想するのは、120本塁打を生み出した長打力と、後半戦の上積みに期待できる若さがあるからです。
北山、加藤、伊藤の先発陣。
レイエス、万波、清宮、野村の長打力。
水野ら若手の成長。
直接対決で五分以上に戻せれば、ゲーム差を一気に縮められます。
本命ではない。
でも、逆転するならこのチームだ!
トラ技師は日本ハムの爆発力に賭けます。
2位予想|福岡ソフトバンクホークス
戦力の安定感では、ソフトバンクが一番です。
近藤、栗原を中心とした打線、前田、大津、上沢らの先発陣、オスナ、松本、杉山らの救援陣。
大きく崩れる要素は多くありません。
日本ハムを1位に予想しましたが、ソフトバンクがそのまま優勝する可能性の方が、数字上は高いと考えています。
3位予想|埼玉西武ライオンズ
西武の投手陣は後半戦も大崩れしにくいでしょう。
防御率2点台を維持できれば、Aクラスから落ちる可能性は低いと予想します。
一方で、優勝には打線の上積みが必要です。
ソフトバンクや日本ハムに比べて複数得点を奪う力で差があり、3位と予想しました。
4位予想|オリックス・バファローズ
オリックスは勝率5割で、上位3球団との差はあります。
ただし、宮城がローテーションへ戻り、太田ら打線の中心が機能すれば、西武を追う力はあります。
最大の問題はロード成績。
遠征先で五分前後まで戻せれば、CS争いへ残れるでしょう。
5位予想|千葉ロッテマリーンズ
西川を中心とした若手野手と、横山ら救援陣には魅力があります。
種市の復帰も大きな上積みです。
一方、先発投手陣全体の安定には時間が必要と考え、5位予想としました。
6位予想|東北楽天ゴールデンイーグルス
早川、前田健太、辰己、村林など、個人では好成績を残している選手がいます。
しかし、チーム全体として得点と失点のバランスを変える必要があります。
首位から21ゲーム差、5位ロッテとも7ゲーム前後離れているため、後半戦での一気の逆転は難しいと予想します。
後半戦のパ・リーグを左右する3つのポイント
日本ハムがソフトバンク戦を改善できるか
優勝争いの最大のポイントです。
2勝12敗のままでは、他球団にどれだけ勝っても追いつけません。
日本ハムが直接対決で先制し、伊藤、北山、加藤ら先発投手がリードを守れるか。
このカードの結果が、パ・リーグの優勝を決める可能性があります。
西武打線が投手陣を援護できるか
防御率2.86の投手陣は、すでに優勝を狙える水準です。
必要なのは得点。
渡部、滝澤、長谷川らが後半戦に打点と長打を増やせれば、西武も一気に首位へ近づきます。
オリックスとロッテのCS争い
4位オリックスと5位ロッテの差は、まだ逆転可能です。
オリックスは宮城、ロッテは種市という上積み候補があります。
どちらが先に先発ローテーションを整えられるか。
両チームの直接対決もCS争いを左右します。
まとめ|本命ソフトバンク、それでも日本ハムの逆転が見たい!
2026年前半戦のパ・リーグは、ソフトバンクが投打の総合力で首位に立ちました。
チーム打率、得点、出塁率はリーグトップ。
投手陣も防御率3.12。
現時点で最も完成度が高いチームです。
西武は防御率2.86の投手陣を武器に2位。
日本ハムは120本塁打の打線で3位につけています。
データを見れば、優勝本命はソフトバンク。
これは間違いありません。
それでも、トラ技師が見たいのは日本ハムの逆転です。
レイエス、万波、清宮、野村の一発。
伊藤、北山、加藤の先発陣。
若い選手が失敗しながら成長していくチームの勢い。
前半戦2勝12敗だったソフトバンク戦をひっくり返し、エスコンフィールドから首位へ駆け上がってほしい。
そして日本シリーズで、阪神と日本ハムが戦う。
甲子園とエスコンフィールドを舞台にした日本シリーズ。
めちゃめちゃ見たい!
ソフトバンクの総合力か。
日本ハムの爆発力か。
西武の投手力か。
後半戦のパ・リーグも、セ・リーグとは違う面白さにあふれています。
阪神の試合を追いながら、パ・リーグの優勝争いにも注目していきましょう。

トラ技師カウンター(コメント大歓迎!)