2026年のクライマックスシリーズ・セはいよいよファイナルステージへ!
ファーストステージでは3位・DeNAが2位・巨人を2連勝で撃破。
10月10日の第1戦を2-1、11日の第2戦を4-1で制し、阪神が待つ甲子園への切符を手にしました。
迎え撃つ阪神は、79勝62敗2分でセ・リーグ連覇。
ただし、今季DeNAとの直接対決は阪神13勝、DeNA12勝。
レギュラーシーズンの順位は1位と3位でも、直接対決だけを見ればほぼ互角です。10月4日の最終戦もDeNAが2-1で勝っており、「アドバンテージがあるから大丈夫」と油断できる相手ではありません。
そこで今回は、両チームの先発投手を年間成績と直接対決データから分析。
トラ技師は、
阪神:村上→髙橋遥人→才木→大竹→伊藤将→ルーカス
DeNA:平良→片山→尾形→東→石田裕→深沢
と予想します。
特にポイントになるのは、ファーストステージで東克樹と石田裕太郎をすでに使ったDeNAが、甲子園で最初の3試合を誰に託すのか。
阪神は、DeNAのエース・東が戻ってくる前に一気にシリーズの主導権を握りたいところです!
※成績・放送予定は2026年10月12日終了時点。予告先発発表前の投手はトラ技師予想です。
CSファイナルステージの日程と勝ち上がり条件
ファイナルステージは全試合、甲子園で開催されます。
| 試合 | 日程 | 開始時間 | 球場 |
|---|---|---|---|
| 第1戦 | 10月14日(水) | 18:00 | 甲子園 |
| 第2戦 | 10月15日(木) | 18:00 | 甲子園 |
| 第3戦 | 10月16日(金) | 18:00 | 甲子園 |
| 第4戦 | 10月17日(土) | 14:00 | 甲子園 |
| 第5戦 | 10月18日(日) | 14:00 | 甲子園 |
| 第6戦 | 10月19日(月) | 18:00 | 甲子園 |
阪神にはリーグ優勝による1勝のアドバンテージがあります。
つまり開幕時点ですでに阪神1勝、DeNA0勝。
阪神は実際の試合であと3勝、DeNAは4勝すれば日本シリーズ進出です。
今季は阪神とDeNAのゲーム差が7.5、DeNAの勝率も.507なので、2026年から導入された「最大7試合・2勝アドバンテージ」の条件には該当しません。
従来型の最大6試合で争われます。
阪神vsDeNA|トラ技師の先発ローテ予想
| 試合 | 阪神予想 | DeNA予想 | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| 第1戦 | 村上頌樹 | 平良拳太郎 | 防御率1点台の対戦相性を持つ者同士 |
| 第2戦 | 髙橋遥人 | 片山皓心 | 16勝左腕vs阪神初対戦の左腕 |
| 第3戦 | 才木浩人 | 尾形崇斗 | DeNA戦4勝0敗の才木 |
| 第4戦 | 大竹耕太郎 | 東克樹 | DeNAのエースが中6日で復帰 |
| 第5戦 | 伊藤将司 | 石田裕太郎 | 石田も中6日で再登板可能 |
| 第6戦 | ルーカス | 深沢鳳介 | シリーズ総力戦 |
阪神は最新報道でも、まず村上→髙橋遥人→才木の3本柱が有力。4戦目以降は大竹、伊藤将、ルーカスらが候補になります。
DeNAはファーストステージ第1戦で東が7回1失点、第2戦で石田裕が5回1失点。東は10月17日、石田は18日なら通常の中6日で再登板できます。
そこで最初の3試合は、ファーストで先発していない平良・片山・尾形を並べると予想しました。
阪神先発陣|年間成績とDeNA戦成績
まずは阪神です。
年間成績はNPB公式の最終成績。WHIPはNPB公式の被安打・与四球・投球回から算出しています。
| 投手 | 年間勝敗 | 防御率 | 投球回 | 奪三振 | WHIP | 2026年DeNA戦 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 村上頌樹 | 10勝9敗 | 1.85 | 180.1 | 155 | 0.97 | 5試合 1勝3敗 ERA1.85 |
| 髙橋遥人 | 16勝3敗 | 1.87 | 159 | 150 | 0.88 | 4試合 1勝1敗 ERA2.63 |
| 才木浩人 | 10勝5敗 | 2.51 | 154 | 175 | 1.00 | 5試合 4勝0敗 ERA2.40 |
| 大竹耕太郎 | 7勝9敗 | 2.74 | 101.2 | 62 | 1.08 | 4試合 1勝3敗 ERA4.15 |
| 伊藤将司 | 2勝3敗 | 3.10 | 58 | 44 | 1.16 | 1試合 ERA1.80 |
| ルーカス | 1勝3敗 | 3.82 | 30.2 | 34 | 1.30 | 3試合 1勝1敗 ERA4.38 |
この数字を見るだけでも、阪神が第1~3戦にどれだけ戦力を集中させているかが分かります。
第1戦|村上頌樹vs平良拳太郎を予想
シリーズ初戦は、村上と平良の投げ合いを予想します。
このカード、数字を見るとかなりの投手戦候補です。
村上は1勝3敗でも「DeNAが苦手」ではない
村上の今季DeNA戦は、
| 項目 | 成績 |
|---|---|
| 登板 | 5 |
| 勝敗 | 1勝3敗 |
| 投球回 | 34回 |
| 防御率 | 1.85 |
| 奪三振 | 33 |
| WHIP | 0.85 |
NPB公式の各試合記録を合計すると、34回で自責点はわずか7。
5月8日には7回自責点0、6月19日は7回3失点で勝利、9月25日にも7回無失点と好投しています。
それでも1勝3敗。
つまりこれは、
「DeNAに打たれている」のではなく、「村上が投げる日に打線が点を取れていない」
と見るべきでしょう。
短期決戦の初戦を任せるには、文句なしの数字です。
平良は今季最大級の「阪神キラー」
一方、DeNAで個人的に一番嫌なのが平良です。
今季の阪神戦をNPB公式の登板記録から集計すると、
| 項目 | 成績 |
|---|---|
| 登板 | 5 |
| 勝敗 | 2勝1敗 |
| 投球回 | 28回1/3 |
| 防御率 | 1.91 |
| 奪三振 | 35 |
| 被安打 | 20 |
| WHIP | 0.92 |
5月8日は5回1/3を1失点、7月20日は6回無失点、8月21日は6回2失点・10奪三振。
そして10月4日のシーズン最終戦でも、阪神を6回2安打1失点に抑えました。
これは怖い。
平良は右打者の外角、左打者の内外を丁寧に使い分け、簡単に芯で捉えさせないタイプ。
阪神打線としては、ボールゾーンの変化球を追いかけず、ストライクゾーンを狭くしたいところです。
第1戦のポイント
村上がDeNAを抑えられる可能性は十分。
問題はやはり打線です。
平良相手に序盤から大振りせず、近本・中野で走者を作り、森下・佐藤輝・大山で1点を奪う。
3点勝負ではなく、まず1点をどう取るか。
そんな試合になりそうです。
第2戦|髙橋遥人vs片山皓心を予想
第2戦は左腕対決。
阪神は今季16勝を挙げた髙橋遥人。
DeNAは阪神との一軍対戦がない片山皓心を予想します。
髙橋遥人|16勝3敗、防御率1.87
髙橋の今季成績は圧巻です。
159回を投げて150奪三振、WHIP0.88。
DeNA戦は4試合で1勝1敗、防御率2.63。
6月21日には9回5安打1失点で完投勝利も挙げています。
一方、8月5日は4回4失点。
DeNA打線には左打者も多く、「左腕だから有利」と単純には考えられません。
それでも年間を通した安定感なら、阪神側に大きなアドバンテージがあります。
片山皓心|阪神にとって嫌なのは「初見」
片山は今季8試合で、
3勝2敗、防御率2.64、44回1/3、45奪三振。
被安打は31ですが、与四球は22。奪三振能力がある一方で、制球にはやや波があります。
そして最大のポイントは、
2026年の阪神一軍とは未対戦
ということ。
短期決戦では「初見」は意外と厄介です。
阪神打線としては、最初から無理に打ちにいかず、まず1巡目で球筋を見る。
片山は44回1/3で22四球なので、ボール球を見極めて球数を増やすことも攻略ルートになるでしょう。
髙橋が失点を抑えている間に片山を5回前後で降ろせれば、かなり阪神ペースです。
第3戦|才木浩人vs尾形崇斗を予想
第3戦は、
DeNA戦に強い才木 vs 阪神戦に強い尾形
という非常に面白いカードを予想します。
才木はDeNA戦4勝0敗
才木の今季DeNA戦は、
5試合4勝0敗、防御率2.40。
30回を投げて27奪三振、WHIP1.10。
5月10日は7回3安打無失点・10奪三振、9月20日にも7回無失点で勝利しています。
年間ではリーグトップの175奪三振。
村上、髙橋に続く第3戦に才木が控えている。
これはかなり心強いです。
尾形も阪神戦3勝
一方の尾形も簡単ではありません。
年間は、
18試合7勝3敗、防御率3.29、87回2/3、88奪三振。
阪神戦では救援登板も含め、
5試合3勝1敗、防御率2.66、23回2/3、23奪三振。
8月4日には先発して7回無失点。
阪神打線をかなり苦しめました。
ここまでの3試合を見ると、DeNAが東不在だから楽――なんてことは全くありません。
DeNA先発陣|年間成績と阪神戦成績
DeNA側も整理しておきましょう。
年間成績はNPB公式です。
| 投手 | 年間勝敗 | 防御率 | 投球回 | 奪三振 | WHIP | 2026年阪神戦 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 平良拳太郎 | 5勝8敗 | 3.30 | 106.1 | 109 | 1.17 | 5試合 2勝1敗 ERA1.91 |
| 片山皓心 | 3勝2敗 | 2.64 | 44.1 | 45 | 1.20 | 一軍対戦なし |
| 尾形崇斗 | 7勝3敗 | 3.29 | 87.2 | 88 | 1.16 | 5試合 3勝1敗 ERA2.66 |
| 東克樹 | 12勝6敗 | 2.40 | 161.1 | 120 | 1.02 | 1試合 1勝0敗 ERA3.86 |
| 石田裕太郎 | 5勝8敗 | 2.91 | 120.2 | 117 | 1.15 | 4試合 0勝2敗 ERA4.94 |
| 深沢鳳介 | 5勝1敗 | 2.96 | 54.2 | 37 | 1.34 | 1試合 ERA10.38 |
こうして並べると、DeNAは「東だけのチーム」ではありません。
平良、尾形が阪神に強く、片山は初見。
前半3試合も十分警戒が必要です。
第4戦|大竹耕太郎vs東克樹を予想
もしシリーズが第4戦まで進めば、DeNAはここでエース・東を投入できる可能性が高いです。
東は10月10日の巨人とのファースト第1戦で、
7回102球、5安打1失点。
10月17日なら中6日です。
年間成績は12勝6敗、防御率2.40。
阪神戦は今季1試合だけで、8月5日に7回3失点で勝利しています。
一方、大竹はDeNA戦4試合で1勝3敗、防御率4.15。
21回2/3で25安打を許しており、相性だけなら阪神側にとって最も苦しいマッチアップの一つです。
だからこそ、
東が戻る前にシリーズを優位に進めたい。
ここが今回最大のポイントです。
阪神が最初の3試合を3連勝すれば、アドバンテージを含めて4勝となり、その時点で日本シリーズ進出。
仮に2勝1敗でも、アドバンテージ込みで3勝1敗となり、王手をかけて第4戦へ入れます。
理想はもちろん3連勝ですが、最低でも最初の3試合で2つ取りたいですね。
第5戦|伊藤将司vs石田裕太郎を予想
石田裕は10月11日のファースト第2戦で、
5回78球、5安打1失点
と好投して勝利投手になりました。
10月18日なら中6日。
阪神戦では4試合で0勝2敗、防御率4.94。
ただし23回2/3で31奪三振を記録しており、「阪神が得意にしている」と簡単には言えません。
6月19日には5回7失点と打ち込みましたが、9月25日には逆に7回4安打1失点・10奪三振と抑え込まれています。
阪神は伊藤将を予想。
今季DeNA戦は1試合のみですが、10月4日に5回4安打1失点と試合を作っています。
第5戦まで進んだ場合は、両軍とも目の前の1勝を取りにいく総力戦になりそうです。
第6戦|ルーカスvs深沢鳳介を予想
最終第6戦まで行けば、ローテーション通りというより総力戦でしょう。
阪神はルーカスを本線予想。
今季DeNA戦は3試合で1勝1敗、防御率4.38。12回1/3で13奪三振ですが、WHIP1.54と走者は比較的多く出しています。
DeNAは深沢を予想。
年間では5勝1敗、防御率2.96と好成績。
ただ、唯一の阪神戦だった4月21日は4回1/3、8安打5失点でした。
もちろん第6戦なら先発を早めに見切り、ブルペン総動員も十分あり得ます。
ここまで行く前に決めたいところですね。
トラ技師POINT|シリーズ前半3試合が最大の勝負
今回のローテーションを眺めると、シリーズの構図はかなり明確です。
阪神は、
村上→髙橋遥人→才木
という今季を支えた3本柱。
対するDeNAは、
平良→片山→尾形
と予想します。
DeNAには東がいませんが、平良と尾形は阪神戦で結果を残しており、片山も初対戦という不気味さがあります。
だから「東がいない最初の3試合なら楽勝」と考えるのは危険です。
それでも年間成績と安定感を比較すれば、阪神3本柱の優位性は大きい。
そして第4戦になると東が帰ってきます。
ここで阪神が最初の3試合を2勝1敗なら、
アドバンテージ込みで3勝1敗。
日本シリーズ進出まであと1勝です。
3連勝なら、その場で決着。
東が戻ってくる前に、村上・髙橋・才木で一気に王手――できれば決め切る。
これが今回の理想的な戦い方でしょう。
阪神vsDeNA|テレビ・ネット中継予定
阪神公式サイトでは10月12日時点で全試合の中継予定が掲載されています。
| 試合 | テレビ中継 | ネット配信 |
|---|---|---|
| 10/14 第1戦 | ABCテレビ・BSテレ東・スカイA | 虎テレ・DAZN |
| 10/15 第2戦 | 読売テレビ・NHK BS・GAORA | 虎テレ・DAZN |
| 10/16 第3戦 | サンテレビ・NHK BS・GAORA | 虎テレ・DAZN |
| 10/17 第4戦 | NHK BS・スカイA | 虎テレ・DAZN |
| 10/18 第5戦 | サンテレビ・NHK BS・スカイA | 虎テレ・DAZN |
| 10/19 第6戦 | 読売テレビ・GAORA | 虎テレ・DAZN |
長崎など関西圏外の阪神ファンにとっても、今回はかなり見やすいシリーズです。
第1戦はBSテレ東。
第2~5戦はNHK BS。
BS環境があれば、少なくとも最初の5試合はテレビで生中継を追えます。
第6戦は現時点でBS放送の記載がないため、長崎から確実に見るなら虎テレ・DAZN・GAORAが候補です。
全試合を同じ環境で追いたいなら、虎テレまたはDAZNが分かりやすいでしょう。
まとめ|東が戻る前に3本柱で主導権を握りたい!
トラ技師の先発予想は、
| 試合 | 阪神 | DeNA |
|---|---|---|
| 第1戦 | 村上 | 平良 |
| 第2戦 | 髙橋遥人 | 片山 |
| 第3戦 | 才木 | 尾形 |
| 第4戦 | 大竹 | 東 |
| 第5戦 | 伊藤将 | 石田裕 |
| 第6戦 | ルーカス | 深沢 |
です。
DeNAは巨人とのファーストステージを2連勝で突破。
東と石田裕を使った一方、先発として温存できた平良・片山・尾形を最初の3試合に投入してくると予想しました。
特に平良は阪神戦防御率1.91。
尾形も3勝1敗。
簡単な3試合ではありません。
でも阪神には、
村上。
髙橋遥人。
才木。
リーグ連覇を支えた3本柱がいます。
そしてすでに1勝のアドバンテージもある。
勝負は最初の3試合。
ここで2勝すれば王手。
3つ取れば、その場で日本シリーズ進出です。
エース・東が戻ってくる第4戦まで、できるだけDeNAに希望を与えたくない。
甲子園で一気に決めよう!
2年連続の日本シリーズへ――。
まずは第1戦、村上で最高のスタートを切りたいですね!🐯
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