いよいよ、ここまで来ました。
優勝マジック「3」。
10月1日、甲子園で行われる今季最後の阪神-巨人戦。
予告先発は阪神が村上頌樹、巨人がルーキー左腕の竹丸和幸です。両投手の投げ合いは、なんと今季3度目となります。
しかも過去2度の直接対決は、東京ドームでどちらも竹丸に軍配。
開幕戦では1-3、9月12日には0-1。
村上も決して悪い投球をしているわけではないのに、竹丸を打てずに2度とも黒星を喫しました。
ならば3度目こそ――。
今度は打線が村上を勝たせてくれ!
そんな一戦です。
前日の9月30日、阪神はヤクルトに5-0で快勝しました。
髙橋遥人が8回4安打無失点でリーグトップの16勝目。大山悠輔が19号先制ソロ、森下翔太が適時二塁打、そして8回には佐藤輝明が38号2ラン!
最後は工藤泰成が2三振を奪って締めました。
9月30日終了時点で、
| 阪神 | 巨人 | |
|---|---|---|
| 順位 | 1位 | 2位 |
| 試合 | 137 | 140 |
| 勝敗 | 77勝59敗1分 | 76勝62敗2分 |
| 勝率 | .566 | .551 |
| ゲーム差 | ― | 2.0 |
| 優勝マジック | M3 | ― |
となっています。
そして、この直接対決に阪神が勝てば、
M3 → M1!
10月2日は阪神に試合がなく、巨人が神宮でヤクルトに敗れれば、阪神の球団初となるセ・リーグ連覇が決まります。
優勝そのものは今日決まらないので、今日の甲子園胴上げもありません。
でも、連覇への扉を一気に開ける大一番です。
今回は村上vs竹丸、今季3度目の対決を徹底的に掘り下げます!
10月1日の予告先発|村上頌樹vs竹丸和幸
10月1日は甲子園、18時プレーボール。
予告先発はすでに発表されています。
| 日程 | 阪神 | 巨人 | 球場 | 開始 |
|---|---|---|---|---|
| 10/1(木) | 村上頌樹 | 竹丸和幸 | 甲子園 | 18:00 |
今回最大のポイントは、単に「村上vs新人左腕」というカードではありません。
村上vs竹丸は今季3度目。過去2度は竹丸が2勝0敗
だからです。
阪神公式の試合前情報でも、村上本人が「ここまで2戦2敗」と意識していることが紹介されています。
今季最後の伝統の一戦。
3度目の正直といきたいですね。
村上頌樹vs竹丸和幸|2026年成績を徹底比較
まずは今季の成績です。
| 比較項目 | 村上頌樹 | 竹丸和幸 |
|---|---|---|
| 投打 | 右投左打 | 左投左打 |
| 登板/先発 | 26/26 | 21/21 |
| 勝敗 | 10勝9敗 | 11勝9敗 |
| 防御率 | 1.85 | 3.40 |
| 投球回 | 175回1/3 | 121回2/3 |
| 被安打 | 136 | 114 |
| 被本塁打 | 14 | 14 |
| 奪三振 | 150 | 138 |
| 奪三振率 | 7.70 | 10.21 |
| 与四球 | 33 | 37 |
| 被打率 | .215 | .247 |
| WHIP | 0.96 | 1.24 |
| QS | 23 | 11 |
| QS率 | 88.5% | 52.4% |
| K/BB | 4.55 | 3.73 |
村上の数字は、改めて見るとすごい。
防御率1.85は現在セ・リーグ1位。
26先発のうち23試合でQSを達成し、QS率は驚異の88.5%。今季175回1/3を投げながらWHIPも0.96です。
一方の竹丸は、防御率3.40ながら11勝。
注目したいのは奪三振能力で、121回2/3で138奪三振。奪三振率は10.21と村上を大きく上回ります。
ルーキーとは思えない数字です。
つまり、
年間を通した安定感は村上。
一方、一試合で打者をねじ伏せる奪三振力は竹丸。
そんな特徴の違いがあります。
村上は巨人戦に強い|7試合で防御率2.02
「竹丸との対決で2敗」という数字だけを見ると、村上が巨人に苦戦しているようにも感じます。
ところが実際は逆です。
村上の今季巨人戦は、
| 対巨人成績 | 村上 |
|---|---|
| 登板 | 7試合 |
| 勝敗 | 4勝3敗 |
| 防御率 | 2.02 |
| 投球回 | 49回 |
| 奪三振 | 45 |
| QS | 5 |
| QS率 | 71.4% |
| 被打率 | .185 |
| WHIP | 0.88 |
かなり優秀です。
つまり今回の問題は、
「村上が巨人を抑えられるか」ではなく、「竹丸から点を取れるか」
なんですよね。
ここが、この試合最大のポイントです。
一方の竹丸は阪神キラー|4試合で3勝1敗
竹丸の阪神戦成績を見ると、虎党としては少し嫌な数字が並びます。
| 対阪神成績 | 竹丸 |
|---|---|
| 登板 | 4試合 |
| 勝敗 | 3勝1敗 |
| 防御率 | 2.16 |
| 投球回 | 25回 |
| 被安打 | 19 |
| 奪三振 | 25 |
| 与四球 | 5 |
| QS | 3 |
| QS率 | 75.0% |
| 被打率 | .218 |
| WHIP | 0.96 |
25回で四球はわずか5。
しかも三振は25。
阪神打線に対して、
「四球で崩れず、三振を取れる」
という非常に嫌な投球ができています。
過去2度の「村上vs竹丸」を振り返る
では、2人が直接投げ合った試合をもう一度振り返ってみましょう。
1度目|3月27日・開幕戦
2026年シーズンの開幕戦。
結果は、
巨人3-1阪神
竹丸にとってはプロ初登板・初先発が、まさかの開幕投手でした。
それでも、
竹丸:6回79球、3安打1失点、5奪三振
村上:6回101球、5安打3失点、7奪三振
竹丸がプロ初勝利。
阪神打線はわずか4安打に抑えられました。
村上も7三振を奪っていますが、初回と4回に本塁打を浴びて3失点。
一方、阪神が竹丸から奪った得点は大山の犠牲フライによる1点だけでした。
2度目|9月12日
そして約半年後。
首位争いの中で再び実現した村上vs竹丸。
結果は、
巨人1-0阪神
でした。
竹丸は、
7回4安打無失点、10奪三振、1四球。
完全にやられました。
村上も5回1失点、7奪三振と試合を作りましたが、打線の援護はゼロ。
またしても竹丸が勝利投手です。
過去2度の直接対決合計
| 投手 | 投球回 | 自責点 | 奪三振 | 直接対決 |
|---|---|---|---|---|
| 竹丸 | 13回 | 1 | 15 | 2勝0敗 |
| 村上 | 11回 | 4 | 14 | 0勝2敗 |
これを見ると、なおさら言いたくなります。
村上は十分投げてる!今度こそ打線が援護してくれ!
村上頌樹の見どころ|勝てていない=調子が悪いではない
村上は現在10勝9敗。
9月は勝ち星に恵まれていません。
ただし内容まで悪いわけではありません。
前回9月25日のDeNA戦でも、7回119球無失点。
阪神は1-0でリードしていたものの、村上降板後の8回に逆転され、勝ち星は付きませんでした。
トラ技師POINT|村上のチェンジアップが効いている
村上の投球データで特に注目したいのがチェンジアップです。
| 球種 | 平均球速 | 投球割合 | 被打率 | 空振り率 |
|---|---|---|---|---|
| ストレート | 145.2km/h | 39.6% | .256 | 5.5% |
| カット | 139.7km/h | 17.0% | .226 | 12.3% |
| チェンジアップ | 130.4km/h | 15.2% | .118 | 22.4% |
| ツーシーム | 137.9km/h | 12.5% | .183 | 10.4% |
村上は「150km/hを連発して力でねじ伏せる投手」ではありません。
ストレートと同じような腕の振りから、球速と軌道の違うボールを投げ分けてタイミングを外す。
特にチェンジアップの被打率.118は圧巻です。
巨人打線に対しても、まずストレートでカウントを作りながら、チェンジアップやツーシームを低めに集められるかがポイントでしょう。
竹丸をどう攻略する?3度目だからこそ打ち崩したい!
問題はこちらです。
竹丸をどう打つか。
竹丸の投球の約半分はストレート。
| 球種 | 平均球速 | 投球割合 | 被打率 | 空振り率 |
|---|---|---|---|---|
| ストレート | 147.2km/h | 50.9% | .285 | 7.3% |
| チェンジアップ | 126.4km/h | 20.2% | .205 | 19.7% |
| スライダー | 129.0km/h | 18.6% | .195 | 16.3% |
| カット | 135.3km/h | 5.4% | .222 | 24.1% |
ここから、攻略ポイントはかなり見えてきます。
攻略ポイント①|変化球よりストレートを仕留めたい
竹丸のチェンジアップは被打率.205、スライダーは.195。
しかも空振り率も高い。
この2球を追いかけると、前回のように三振が増える可能性があります。
一方でストレートの被打率は**.285**。
竹丸の球種の中では明らかに打たれています。
つまり、
「150km/h近いからストレートを避ける」のではなく、むしろストレートを狙いたい。
追い込まれてからチェンジアップとスライダーの両方に対応するのは難しい。
カウントが浅いうちに、ゾーンへ入ってきた真っすぐを一発で仕留めたいですね。
攻略ポイント②|右打者の森下・大山に期待
竹丸は左右別でもかなり特徴があります。
今季は、
右打者:被打率.284
左打者:被打率.208
と、右打者の方が明らかに打っています。
そこで期待したいのが、
森下翔太と大山悠輔。
特に森下は竹丸に対して、
11打数4安打、打率.364。
相性は悪くありません。
しかも森下は今季巨人戦でも打率.329。
9月30日には適時二塁打も放っています。
大山も前日に19号先制ホームラン。
竹丸のストレートを右方向へ強く弾き返せれば、一気に攻略への道が開けそうです。
攻略ポイント③|佐藤輝明が左右の相性をぶっ壊してくれ!
左打者には厳しい竹丸。
普通に考えれば、左対左となる佐藤輝明には簡単な相手ではありません。
でも今季のテルは、
打率.316、38本塁打、102打点。
9月30日時点で、打率・本塁打・打点すべてセ・リーグトップです。
しかも前日のヤクルト戦でも38号2ラン。
ここまで来ればもう、
「左投手だから厳しい」なんて理屈を一振りで壊してほしい!
竹丸のストレートが少しでも甘く入れば、甲子園のライトスタンドへ。
そんな一発を期待したいですね。
工藤泰成vs竹丸和幸|新人王争いも注目!
そして今回、もう一つ見逃せないのが新人王争いです。
阪神の工藤泰成は、9月30日終了時点で、
| 工藤泰成・2026年 | 成績 |
|---|---|
| 登板 | 54試合 |
| 勝敗 | 3勝0敗 |
| セーブ | 11 |
| ホールド | 12 |
| 投球回 | 57回2/3 |
| 奪三振 | 75 |
| 被本塁打 | 0 |
| 防御率 | 0.94 |
という素晴らしい成績。
しかも9月30日には9回を三者凡退。
2三振を奪い、23イニング連続奪三振で1968年の江夏豊が持つ阪神球団記録に並びました。
一方、竹丸もルーキーイヤーで11勝、138奪三振。
巨人の浦田俊輔も含め、新人王候補として名前が挙がっています。
もちろん、新人王はシーズン全体の成績をもとに記者投票で決まるもの。
この一試合だけで決まる話ではありません。
でも虎党としては……。
竹丸を早い回で打ち崩して、最後は工藤が締める。
そんな展開になったら最高すぎます!
できれば竹丸には今季ワースト級の数字を付けて帰ってもらって、工藤はまた三振を積み重ねる。
新人王争いという意味でも、ちょっとニヤニヤしてしまう試合です(笑)。
10月1日の阪神巨人戦はどこで見られる?
今回の試合は、関西圏外の阪神ファンにもかなり見やすいです。
| 放送方法 | サービス | 放送時間 |
|---|---|---|
| 地上波 | ABCテレビ | 18:15~21:54 |
| BS | BS朝日 | 18:00~試合終了 |
| CS | スカイA | 17:45~試合終了 |
| ネット | 虎テレ | 18:00~試合終了 |
| ネット | DAZN | 18:00~試合終了 |
阪神公式サイトで上記の中継予定が発表されています。
長崎など関西圏外ならBS朝日が一番手軽
今回ありがたいのは、BS朝日が18時から試合終了まで生中継してくれること。
BSが視聴できる家庭なら、追加料金なしでテレビの大画面から試合開始~終了まで見られます。
長崎のようにABCテレビを通常視聴できない地域の阪神ファンには、一番手軽でしょう。
外出先から見るなら虎テレやDAZN。
CS環境があるならスカイAでも生中継されます。
まとめ|3度目の正直!竹丸を打って村上に白星を
10月1日。
今季最後の阪神-巨人戦。
先発は、
村上頌樹vs竹丸和幸。
今季3度目の直接対決です。
3月27日は1-3。
9月12日は0-1。
過去2試合は、竹丸が13回を投げてわずか1失点。
村上も決して悪い投球ではなかったのに、打線の援護に恵まれませんでした。
だからこそ――。
3度目は打線が村上を勝たせよう!
竹丸攻略のポイントは、
- 追い込まれる前にストレートを仕留める
- 左打者より相性の良い右打者・森下&大山に期待
- テルの一発で左右の相性なんて吹き飛ばす
この3つです。
そして今日勝てば、
優勝マジックは「1」!
前日は髙橋遥人が抑え、大山・森下・佐藤輝が打ち、最後は工藤が締めました。
その勢いを、そのまま巨人戦へ。
村上が巨人打線を抑える準備はできています。
あとは打線です。
森下、大山、テル!今度こそ竹丸をボコボコに打ち崩してくれ!
そして最後は工藤が三振を奪って試合を締める。
そんな最高の展開で、球団初のセ・リーグ連覇へ王手をかけたいですね!
3度目の正直。今季最後の伝統の一戦、絶対に勝つぞタイガース!🐯
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